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セミナー情報     Seminar Infomation
◇ 次回開催予定のパワーエレクトロニクスセミナー
タイトル
開催日時
2024年8月9日(金) 13:00~17:00
講師
東京大学 生産技術研究所 教授 高宮 真 氏
実施形式
神奈川県横浜市西区北幸2-8-4 横浜西口KNビル 2F 会議室
参加費
1名:49,800円、1口(3名まで参加可):69,800円 (テキスト代・消費税含む)
開催概要
電力変換器の小型・高効率化を実現するために、パワー半導体のシリコンからSiCやGaNへの置き換えが進んでいます。 そこで、顕在化するのがSiCやGaNの高速スイッチングに伴うノイズ・EMIの問題です。 この問題を解決する技術として、パワー半導体のゲート端子を駆動する波形を制御する「アクティブゲート駆動」が注目されています。 また、高信頼な電力変換器を実現する手段として、パワー半導体の過電流、接合温度、特性劣化などのセンシング技術の重要性も高まっています。 そこで、本セミナーでは、パワー半導体を賢く操るデジタルアクティブゲート駆動技術とゲート端子経由のセンシング技術の動作原理から最新研究動向まで解説します。
講演内容
1.デジタルゲートICのパワーエレクトロニクスへのインパクト
1) 将来ビジョン:パワーエレクトロニクス2.0
2) パワーエレクトロニクスをパワー半導体レベルまでDX化するデジタルゲートIC
3) ゲート端子の重要性
2.デジタルアクティブゲート駆動技術
1) アクティブゲート駆動技術の分類と意義
2) スイッチング損失とサージの低減事例(IGBT, SiCMOS, GaNFET)
3) スイッチング損失とEMIの低減事例(IGBT, SiCMOS)
3.ゲート端子経由のセンシング技術
1) ゲートドライバICでセンシングする意義
2) ゲート電圧波形からIGBTの負荷電流と接合温度を推定
3) ゲート電圧波形からIGBT, SiCMOSの過電流検出/保護
4) ゲート電圧波形からIGBTのボンディングワイヤ剥がれを検出
ご略歴
・1995年 東京大学工学部電子工学科 卒業
・2000年 東京大学工学系研究科博士課程電子工学専攻 修了
・2000年 NEC入社
・2005年 東京大学 大規模集積システム設計教育研究センター 准教授
・2013年~2014年 米国カリフォルニア大学バークレー校 客員研究員
・2019年~ 東京大学 生産技術研究所 教授。集積パワーマネジメントの研究に従事
2024年6月28日
セミナー情報を更新しました
  2024年8月9日に開催するパワーエレクトロニクスセミナー情報を追加しました。 詳しくはこちらをご覧ください。 皆さまのご参加お待ちしております。
2024年6月11日
セミナー情報を更新しました
  2024年9月6日に開催するパワーエレクトロニクスセミナー情報を追加しました。 詳しくはこちらをご覧ください。 皆さまのご参加お待ちしております。
2024年4月27日
セミナー情報を更新しました
  2024年6月21日に開催するパワーエレクトロニクスセミナー情報を追加しました。 詳しくはこちらをご覧ください。 皆さまのご参加お待ちしております。
2024年2月29日
セミナー情報を更新しました
  2024年3月21日に開催するFEM×PELAB EV技術セミナー情報を追加しました。 詳しくはこちらをご覧ください。 皆さまのご参加お待ちしております。
2024年2月25日
セミナー情報を更新しました
  2024年4月12日に開催するパワーエレクトロニクスセミナー情報を追加しました。 詳しくはこちらをご覧ください。 皆さまのご参加お待ちしております。
2023年11月28日
セミナー情報を更新しました
  2024年3月22日に開催するパワーエレクトロニクスセミナー情報を追加しました。 詳しくはこちらをご覧ください。 皆さまのご参加お待ちしております。
2023年9月8日
セミナー情報を更新しました
  2023年11月10日に開催するパワーエレクトロニクスセミナー情報を追加しました。 詳しくはこちらをご覧ください。 皆さまのご参加お待ちしております。
2022年4月27日
セミナー情報を更新しました
  2022年7月19日、20日に開催するパワーエレクトロニクスセミナー情報を追加しました。 詳しくはこちらをご覧ください。 皆さまのご参加お待ちしております。
タイトル
開催日時
2024年9月6日(金) 13:00~17:00
講師
横浜国立大学大学院工学研究院 准教授 小原秀嶺 氏
会場
神奈川県横浜市西区北幸2-8-4 横浜西口KNビル 2F 会議室
参加費
1名:49,800円、1口(3名まで参加可):69,800円 (消費税含む)
(お支払い方法:セミナー当日請求書お渡し → 銀行振込によるお支払い)
開催概要
パワー半導体デバイスの高性能化が進み、電力変換回路の高効率化がより一層進んでいますが、 その代償として、電磁ノイズに対する対処がよりシビアになっています。 寄生成分を低減する回路設計やノイズフィルタなどの従来の対策に加えて、 本質的にスイッチングのdv/dtを調整しノイズ低減を図る回路技術、制御技術の研究開発が進んでいます。 本セミナーでは、このようなノイズフリー化を指向した技術として、 主にアクティブゲートドライブとマルチレベルコンバータを取り上げ、 技術の基礎的事項と研究動向、技術課題などを解説します。
ご略歴
・2015年9月 千葉大学大学院工学研究科電気電子系コース博士後期課程修了,博士(工学)
・2015年10月~2016年3月 首都大学東京大学院理工学研究科 特任研究員
・2016年4月~2019年3月 横浜国立大学大学院工学研究院 助教
・2019年4月~2021年3月 横浜国立大学大学院工学研究院 寄附講座等教員(講師)
・2021年4月~現在 現職
講演内容
1.電力変換回路における電磁ノイズの発生原理と対策の基礎的事項
1) スイッチングに伴う電磁ノイズの発生原理
2) 主回路設計における電磁ノイズ対策
3) ゲートドライブにおける電磁ノイズ対策
4) フィルタによる電磁ノイズ対策
2.アクティブゲートドライブ技術による電磁ノイズ対策
1) アクティブゲートドライブ技術の分類
2) アクティブゲートドライブの実現手法
3) 最新の研究動向
3.電力変換回路のマルチレベル化による電磁ノイズ対策
1) マルチレベルインバータの基礎的事項
2) 整流回路、DC-DCコンバータのマルチレベル化
3) マルチレベルリニアアンプ
4) 最新の研究動向